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Posted by naturum at

2017年03月24日

膝とか腰とか

2月にお会いした如月様も弥生様も、だいたい最初は旦那さまの近況と…・愚痴。

私より年上の方と年下の方であっても、だいたい似たような年代なので、起きている事は似たり寄ったりです。リタイアの話や転職の話など。次は自身の病気と故障の話が多いです。これも似たり寄ったり。だいたいどこか壊れ始めているのです。内蔵の病気は持っていなくても、膝とか腰とか。そう言えばたまたまの事だと思うのですが二人とも足を引きずっていました。

「軟骨が減る」と言うのは逃れられない運命なのだと思うのですが、30代の頃はそんな事を意識したこともなかったです。

何かそのぐらいの若い時からケア出来ないモノでしょうか。先の運命を知っていたら、私も含めてみんな何かをしていたと思うのです。


似たり寄ったりの話であっても、いやむしろそうであるからこそ、その似たような状況の中でみんなどんな風に思ったり対応したりしてるのかとか、凄く参考になると思うのです。

みんなのお話は面白いです。


そして最後はもう大人になった子供たちの話となるのですが、これが吃驚の内容だったんです。このような書き方をしても、その内容はとてもじゃないけれど書けません。

如月様も弥生様も、このブログは読まないし存在すら知りません。でもそれでも書いてはいけない事だと思います。

ただ私は弥生様にこう言いました。

「そのお話、本当にびっくりしてしまう。でもね、驚くような事は世の中にたくさんあって、最近聞いたお話の中で、そのお話は二番目よ。」


一番びっくりしたのは実は如月様のお話だったのです。

本当に驚いて

「どうしてその話が一番最初に出ないの。」と思わず言ってしまったのでした。

「ああ、そうね。もうあなたにとって過ぎた事だからなのね。でも、あなたはその時ひとつひとつ自分の気持ちに折り合いを付けて乗り越えてきたって事なのね。凄いのね、あなたって。」と続けて言いました。

私はこの方を今までは少し軽く見ていたような気がしました。でもその時から見る目が変わったように思います。


もちろんその如月様のお話を弥生様に言うわけにはいきません。

だけど上に書いたような、思わず言ってしまったんだと言う話はしたのです。すると弥生様は言いました。

「そうなんですよね。みんなそうやって乗り越えていくんですよね。」


ドラマや漫画のようなお話は現実に本当にあるんですよね。だけど家族の悲喜劇はあまり描かれない時もあると思います。

奥さまランチはやはり侮れません。

暇に任せてぺちゃくちゃとおしゃべりしているように傍からは見えるかも知れませんが、いろいろと考えたり学んだりと刺激されることも多いのです。

  


Posted by yauenimi at 16:16Comments(0)

2016年06月17日

延いては人と


初めまして!
一城(KATSUKI)と申します。
私は、以前3年弱ほどお付き合いしていた恋人に別れを告げられ、一時期自暴自棄になり、
やがて「復縁」という微かな希望を持ち、
インターネットでの検索から「引き寄せの法則」、「潜在意識の活用」等の言葉を知り、
そこから紆余曲折を経て、やがて多くの仲間に出会い、今に至ります。

今までの人生においても、時に腐りかけ、時に自分や周りの方々を傷付ける言動を繰り返してきました。
思い起こせば、10歳の時に一人ベッドの中で天井に点く豆電球を見つめながら
「死にたくない!」と涙が溢れ出てきました。
初めての「死」に対する恐怖です。

しかし、死に対する恐怖はそれからも続くことになるのですが、
やがて「死にたい。」に変わっていきました。
相反しますが、時の流れとともに、
「死にたくない。」
「死にたい。」
という気持ちを繰り返してきました。

しかし、今は「やがて訪れるであろう死ぬ瞬間まで、生き続ける。」
に変わりました。

なぜそうやって自分自身の意識のチカラが変わったのか?

それは、
「自分を愛する事が出来た」
からです。

思い出していただきたい事があります。
過去から現在に至るまで、
あなたの側には、
ずっとずっと、「あなた」が側に居てくれてます。
あなたが楽しい時も、嬉しい時も、怒っている時も、苦しい時も、悲しい時も、独りぼっちの時だって、
ずっと、ず~っと「あなた」が側に居てくれてます。

そして、自分を愛する事が出来てから、
「自分以外の人々への貢献をしたい」という気持ちが芽生えてきました。

私自身、未だ発展途上でありまして、これらの事を全て捨て去れていませんが、
過去のしがらみ・他者依存・自己の存在証明・承認欲求・身勝手な孤独感・且つ「自分は周りとは違う」という自意識を持った為に、家庭・学校・職場・他のコミュニティ等で、自分自身の在り方、延いては人との付き合い方に戸惑いを覚えている、未だ自分の心の居場所を見つけられず、生き苦しい思いをされていらっしゃる方々がいるのではないか?
と思いまして、そういった方々と一緒に、
より自分自身を生きやすくする為の「情報の交換」をしたいと思いまして、
このブログを発信していく事にしました。

私は、自分を愛する事、そして本当の意味で人を愛する事、感謝と思いやりの気持ちを持てた事で、
自分自身が変わった、
「自分の見えている世界が変わった」
のです。

先ほどにも申し上げましたが、
未だ自分も発展途上の段階です。  


Posted by yauenimi at 15:38Comments(0)flight

2016年03月24日

私としても甚だ


昨日(現地時間22日午前8時過ぎ)、ベルギーの首都ブリュクセルで複数のテロ行為が起きました。約30人の方が犠牲になり負傷者はおよそ250人もいますました。邦人も1人意識不明の重体です。
場所はザベンテム空港で2回の爆発(3個目の爆弾が後に空港で発見されています)、そして1時間後にはEU本部やNATO本部が近くにある地下鉄のメルベック駅で爆発しました。
ベルギーはイスラム過激派の温床となっている地域があります。ベルギーの同時テロの4日前には、フランス国内でベルギーのその地域からやって来て潜伏していた、フランス同時爆破テロの犯人が捕まってます。
フランスのオランド大統領は「これは欧州に対する攻撃だ」とコメントしています。
空港や地下鉄という所は、比較的安全が確保されているべき場所です。私はフランスの容疑者逮捕の時点で、ベルギーはより厳重な警備態勢を取っておく必要があったと思います。
ベルギーではザベンタム空港は閉鎖され、地下鉄は全面休止中で、国際列車ユーロスターも運休しています。
ただ無差別テロを事前にどこまで防げるのかは、私としても甚だ疑問です。いつか日本も対岸の火事では無くなるかも知れませんね。

さて、大相撲春場所は中盤戦を終えて(10日目)、全勝が大関稀勢の里、1敗に横綱白鵬・大関豪栄道となりました。綱取りを目指していた琴奨菊は今日4敗し、今場所の横綱昇進はなくなりました。
そして終盤今日の11日目は稀勢の里VS白鵬の直接対決が結びに組まれました。今後の優勝争いを占う大事な一番です。
勝負結果は厳しい立会いを見せた白鵬が一気の寄りで勝利。これで1敗に白鵬・稀勢の里・豪栄道と優勝争いが白紙に戻りました。
明日の白鵬VS豪栄道の1戦も見応え充分です。  


Posted by yauenimi at 12:57Comments(0)flight

2016年01月29日

理想のはずである


大山倍達、芦原英幸、高木薫、田原敬三、
大西靖人・・・極真空手の歴史に燦然と輝く創始者、そして名人である大先輩方・・・100歳を超えても元気に活躍しそうな空手家たちだった。

そもそも空手は健康を第一とした武術であり武道であるはずだ。

創始者の大山倍達は歳に合った稽古をせよと常々言った。

酒も飲まずタバコも吸わず岩盤浴功效、クーラーを避け食べ物にも飲み物にも気をつけていた大山倍達の急逝は門下生だけでなく世界の大勢の人々に衝撃を与えた。

まるで後を追うように高弟たちも若くして逝ってしまった。

現在も試合を引退すると急速に身体が衰えて様々な病気を患う実戦空手家は少なくない。

喧嘩に強くなりたい德善、それが動機で空手を始めても同時に健康になりたい、健康を維持したいのが本音のはずである。

いかに歳を取っても、元気で強くあるか!・・それが理想のはずである。

三十代以降、私はそれが空手に対するテーマとなり、様々な研究を重ねた。

現在、生物学の研究では、人間は125歳まで生きれるそうだ。

筋肉は生きている限り鍛えれば新し中藥く生み出されるということも証明された。

つまり、125歳まで空手は出来るということである。

それを実現するためにはどうしたら良いかをテーマに創り上げたのが達真空手(ダルマカラテ)である。

古流空手、実践空手、兵法、中国武術、ヨガ、禅、整体学のエキスを融合して築いたものである。

達真空手をやって100歳となり今なお現役です、と言える人々を生み出したいと思います。

  


Posted by yauenimi at 12:52Comments(0)lierimkuy

2015年11月19日

まくいかないんだ


美しい庭園を自ら手入れし、コーギー犬たちと自給自足の生活を送り続けた彼女の

ライフスタイルは日本のメディアでもとりあげられ話題となり、多くの人の共感を得ました。☆

こういう書き方をするのは、ターシャさんはもう既に亡くなられているからです。

その関連で Dream beauty pro 好唔好、図書館で彼女の本を借りて読んでみました。

きれい事ではなく、ホントに「あっ、そうだな」と心の深い部分で共感できるお話が多く、

特に私には、たくさんの「気づき」を与えてくれました。

その中で、私は特に印象に残ったターシャさんの言葉をご紹介します。

皆さん、それぞれが夢なり中六數學目標を持っていることと思います。

或いは単純に「こうなって欲しい」という望みとか。

しかし、思うようにいかないのが人生です。

もし、自分のその望みがどうしても叶わなかった場合、どうしますか?

恐らくですが、大部分の人にありがちなのが

―○○のせいで、私の望みは叶わない優纖美容、うまくいかないんだ。

的な、望みが実現しない理由を他の人や物事、或いは環境のせいにしがちではないでしょうか?

もちろん、すべての人がそうだとは限りません。

しかし、いちばん多いのはやはり、他のせいにして目標実現ができないと思いこむことだと思います。

何故なら、他人や環境のせいにすれば、本人の気持ちがラクだからです。

そう言う私も知らずによくやってしまうことです。

ですが、それは「逃げ」でしかありません。

あの人のせいで、私は思うようにできない、とか、今の環境が悪いから、夢が叶わない。

失敗は何かのせいで、自分が原因ではないと思いこめば、一時的に気持ちはラクになるけど、

それでは何の進歩もありませんね。

ターシャさんは、こう言っています。  


Posted by yauenimi at 13:14Comments(0)visit

2015年09月11日

猫の砂を5袋買う


同じ町内の人で、顔は知っているけど、名前も家も知らない、

挨拶もした事が無い人でも、ペット用品売り場のキャットフードあたりで、

二人きりになった場合、どちらからともなく会釈をしてしまう。

そして、飼い猫がいる 新娘化妝 入行、と思うとなぜか親しみがわいてきて話しかけてしまう。

相手も、だいたい猫の話が好きでイイ人が多い。

猫の年齢からはじまって、性別、猫の種類、何匹飼っているかとか、あとはトイレの話、

かかりつけの医者の話まで。

一通り、話が終わるころには、すっかり打ち解けて飼い猫の写真を見せたりする。

「賢そうやし、それにイケメンさんやねreenex facial」 なんて言われると嬉しくて、

調子に乗って、つい自慢話なんかしてしまう。

「うちのこ、2メートルくらい、軽々、ヒョイ、と飛べるんよ」 なんて。


猫の飼い主がみんなイイ人ばかりとは限らない。

ある日、レジで、猫の砂を5袋買うおじいさんを発見!

早速、話しかけようと近づいたら言語治療、強面の恐そうなおじいさんだ。

結局、話しかけられなかったが、どんな所で、どんな猫を、何匹飼っているのか、

気になって、気になって、仕方ない。

自転車で後をつけることに。

けれど…すぐ見つかり、怪しまれ、にらまれ、怒鳴られた。

泣きながら、逃げて帰ったこともある。  


Posted by yauenimi at 12:04Comments(0)direct

2015年08月11日

ここは一番


飲み会に、子どもを連れて参加する方が1名いると、事前にきいておりました。小学2年生の女の子。
大人たちは、飲むことに、おしゃべりすることになってしまい、子どもは退屈してしまうでしょう。ここは一番、つくも堂まめ本舗の出番です。子どもを、退屈な時間から救ってあげなければ歐亞美創醫學集團!という大義名分を掲げておりますが、じつは私が子どもと遊びたいだけなのでした~。豆本作りの道具、材料をいそいそとカバンに詰め、「本好きな子だといいなー。豆本に興味持ってくれるといいなー」なんて思っておりました。

まずは初対面のRちゃんに、豆本をプレゼント。本好きな子で、喜んでもらえました。ここぞとばかりに「どう?豆本作ってみたいと思う?今すぐ作れちゃうよ?」と畳みかけ、やや強引に豆本ワークショップ開始。
ちなみに、私が注文したのは「リッタージョッキビール」なるもの靜脈曲張。1リットル入るジョッキにビールが注がれた、迫力の一品。小さな豆本と大きなジョッキで、遠近感狂います

Rちゃんは普段からハサミもカッターも使っているそうで、きれいに切っていました。スペースの都合上、今回はハサミを使用。
飲み会での豆本作りは、手順がちょっと変わっています。「じゃあ、ここを切って。次にオレンジジュース飲んで。そしたら、ここを貼って。で、からあげ食べて」みたいな。Rちゃんはウケてくれました美麗華導遊
飲み食いしながらのわりには、30分かからなかったんじゃないかな?無事完成しました~。
Rちゃんとも仲良くなれて、楽しい飲み会でした!

  


Posted by yauenimi at 15:22Comments(0)lierimkuy

2015年05月14日

すると、再び門が

朝早く、能見篤之進の役宅の門がドンドンと叩かれた。使用人の伝兵衛が戸を開けると、当家の次男数馬に逢いたいという少年が立っていた。
  「数馬さまはご在宅で御座いましょうか?」
  「はい、どなた様ですか?」
  「わたくしは江戸北町奉行所の同心、田中将太郎さまの元で働く目明し達吉の倅、仙一ともうします」
  「もうお目覚めになる頃です。窺って参りますから、暫くここでお待ち下さい」
 勝手に通してもよいものか判断できないため、伝兵衛は失礼かと思ったが客人を門前で待たせて一旦門を閉めた。 しばらくすると、再び門が開いた。
  「お待たせしました、私が数馬です。仙一殿とは、どこかでご一緒になりましたか?」
  「いえ、お初のお目通りです」 と、仙一は深々と一礼した。
  「ここで立ち話は失礼です。伝兵衛、お客さまをお部屋にご案内して下さい」
  「はい、数馬さま」
 客間に通された仙一は、香呂の白檀の香りに促されるように口を開いた。
  「昨日、父の達吉は斬殺されました」
  「斬殺とは、何故に」
 数馬は、どう慰めてよいものか、とっさに言葉が出てこなかった。
  「同心の田中将太郎さまは、試し斬り目的の辻斬りとしてお奉行に報告すると、簡単に片付けてしまいました」
 辻斬りとは合点がいかず、埋葬するのを躊躇していたら、父の弔いを依頼した経念寺の亮啓という御坊が声を掛けて、「水戸藩士能見さまのご子息数馬さまに思いを打ち明けてみなされとお教え頂きました」
 亮啓は、数馬さまは仙一さんと同じ年頃で、とても利発な方だから、気軽に相談できるだろうと口添えしていた。
  「それで、あなたの思いとはどのような…」
  「はい、父は密かにある事件を探索していました。その事件に関わる者に殺されたのではないかと思うのです」
  「わかりました。 お父さんのご遺体は、もう埋葬されましたか?」
  「いえ、亮啓さまが、数馬さまにお見せしてから埋葬しようと仰ったもので」
  「では、今から直ぐに経念寺へ参りましょう」
 経念寺では、亮啓が本堂へ案内してくれた。 仏前に畳を敷き、遺体が安置されていた。住職の読経の中、仙一が遺体に掛けてあった白布を捲り、死装束の胸を肌蹴て傷口を見せてくれた。肋骨を避けて刀を肋骨と平行に、一突きで心臓に突きたてていた。
  「背中にも刀傷があるでしょうね」
 仙一は遺体を俯せにして、背中の刀傷も見せた。
  「これは、武士の試し斬りではありません」
 傷口を確かめていた数馬が、静かに言った。 これは、心臓を一突きにされて素早く刀抜かれている。返り血を浴びないように、しかも確実に相手を殺害する殺し屋の手口だ。こうすることによって、襲われた人は即死状態で前のめりに倒れ、血は飛び散らず、湧き出るように流れる。
  「お役人が、試し斬りだという根拠はなんですか?」
 数馬が仙一に尋ねた。
  「遺体の近くに、家紋の入った印籠が落ちていたことです」
  「その印籠を、仙一どのも見ましたか」
  「はい、同心の田中さまが見せて下さいました」
  「血は付いていましたか?」
  「いいえ、血はついていませんでした」
  「やはりそうですね」
  「なぜそのようなことを?」
  「この殺人が、偶発的な辻斬りによる殺害ではないからです」
  「と、言いますと?やはり…」
  「お父さんが殺される前に、何か大きな事件がありませんでしたか?」
  「ありました。十日ほど前に両替屋のお店が押し込み強盗に入られて、千両箱が奪われ、手代一人を除いて店の中で皆殺しに遭っています」
  「何と酷いことを…」
 数馬は、強い憤りを覚えた。
 「その手代は、小野川の渡し場で殺されていました」
  「お父さんは、その事件を追っていたのですね」
  「そうです、ようやく事件が見えてきたようで、同心の田中将太郎さまに知らせなければと家を出たその夜に殺されたのです」
  「わたしにも、事件の真相が見えてきたように思います」
 数馬の目が輝いていた。
  「本当でございますか」
  「はい、わたしはこの事件の囮になろうと思います」
  「数馬さん、危険なことをされてはいけません。お役人にお任せなさい」
 亮啓が、心配そうに言った。
  「囮ならわたしがなりましょう」 と、仙一。  


Posted by yauenimi at 11:52Comments(0)

2015年05月09日

攻めてくる可


大抵こういう罠は亜人が仕掛ける。それも迷宮になじんでいる亜人はゴブリンだろうが手先が器用らしい。つまり罠で混乱している隙に攻めてくる可能性が高いと言う事だ。罠解除に手間取っていてもそうなる。

「罠は糸と針か?」

「はい」

「丁度角だし、まとめて吹き飛ばしてしまおう」

「え?」

「みなさん、下がっていてくださいCarpet Cleaning HK。爆発させます」

 俺はグレネードランチャーに擲弾を装填し、みんなを下がらせた後、中指でグレネードランチャーの引き金を引いた。

 「シュポンッ」と言う音とともに発射される擲弾。壁に当たってこちらからは見えない位置に「コンッコンッ」と缶を転がすような音が響く。TNT作っておかないと。

 爆発音は意外と軽い。「パンッ!」とそんなに煙を立てずに爆発し、罠と奥に潜んでいたらしい亜人に被害を与えるuniversity scholarship

「ギャッ!?」

「グギャア!」

 生き残っていたゴブリンが2体、混乱して飛び出してくる。あえて職を付けるなら、ゴブリンソードマンにゴブリンシーフと言ったところか?レッドクリフ付近の奴等は腰布メインだったのにこいつらは胸当てやソフトレザーを採寸が違うところは縛って装備している。冒険者から剥いだ奴か。

 慌てず先に出てきたゴブリンシーフの頭を狙って点射で撃つ。あっけなく爆ぜるゴブリンの頭。

 もう片方はフレデリックによって頭を思い切り柄頭で殴打されていた。どれだけ馬鹿力なのかは知らないが、耳から体液を噴出し頭をへこませているゴブリンソードマン纖瘦店

「びっくりしました」

 リリウムはあまり大きな音が苦手なようだ。獣耳を伏せて人の耳を両手でふさいでいる。

「簡単な罠ならやっぱり私でも潰せそうね」

 今度囮としてゴーレムを作成する本をシャーロットと共同で買っておくか。落とし穴や感圧板を踏ませるのに役に立つだろう。

「ユキ坊、剣とダガーを回収しておいてくれ。後胸当てが何気に金属製だからそれもだな」

「はい。リリィはもうちょっと大きな音に慣れようね」

「はい、お兄様」

 ゲートに戦利品を回収しながらリリウムを窘めておいた。




  


Posted by yauenimi at 11:15Comments(0)

2015年05月05日

使っていた部

「うわあ――――っ」
 落ちた。
 そんなに高くは無いが、 不意を突かれて 受身も取れずに転がる。

「痛てて纖瘦店、 ううっ、 ここは何処だ。
 真っ暗で 何も見えないじゃないか。 ユン!  大丈夫か」
「ううっ、 頭ぶつけた」

 何処にも 隙間が無いのだろう。
 確かに これを作った者は、 いい仕事をしている。
 目の前にかざした 自分の手さえも 見えない 真の暗闇だ。
 ユキアは、 覆面を解いて 頭を調べたが、 幸い 傷にはなっていないようだ。
 どうせ 何も見えないから安利、 そのまま覆面を懐にしまう。

「何とか 大丈夫みたい」
 手探りしてみる。
 下は土のようだ。 落ちた場所からは 他に触れるものが無い。

「きゃあ、 お尻触るな!」
「ご、 ごめん。 だって見えないのだ。
 怖いから 手を繋ごうとしただけだ。 本当だ。
 そちらから手を出してくれ。
 私は 何処を触られても嬉しい、 違った、 大丈夫だ。 うぐっ」

 ユキアの手が カムライの顔面に、 ぴたりと当たった。
 その手をつかんで 繋ぐ。 ゆっくりと 立ち上がった。

「ホジロー、 助けてー」
 二人で叫んだが、 離宮は広い。 近くに居ないようだった。

「全く、 補修だなどといって こんなものを作っていたとは、 最低だ。
 しょうがない、 手探りで 出口を探そう」

 闇の中を ゆっくりと進んで、 壁を探り当てた。
 それを離さぬように 伝って 進む。
 時々 大声をあげて ホジロを呼んでみるが、 返事が返ってくることは無かった。
 役に立たない男だ。

 壁伝いに かなり進んだは安利 ずなのに、 何処まで行っても 変化が無い。
 互いに 繋いだ手のぬくもりと 声が無ければ、 心細いこと この上ない。
「ねえ、 もしかして、 同じところを 何周もしているのじゃないかしら。
 この ちょっとでこぼこした感じ、 さっきも触ったような気がする」
「うん、 ということは 出口が無い。 ……一休みして、 座って考えよう」

 カムライが言って その場で腰を下ろし、 あるはずの壁に 背を預けようと もたれかっかったが、
 壁は無かった。
 どたり と転がる。
 手を繋いでいたユキアも 引っ張られて、 カムライの上に 倒れこんだ。

「うわあ、 穴が開いている。 こんなに低い位置にあったから 素通りしていたのだ」

 四つん這いになって 探っていたら、 もっと早くに 気づいたかもしれない。
 真っ暗闇の中で 立ち上がる勇気があった為に、 余計に 手間取ったといえよう。
 手で探ってみる。
 狭い坑道のようだ。 這って進むしかない。

 探っていた手を、 胸の上に載っているユキアの 顔の辺りに伸ばしてみた。
「うふ、 ユンのほっぺは、 すべすべで柔らかい。 覆面をはずしたのか」
 逃げられた。

「ユン、 何処だあ――っ!」

「行ってみましょう。 はい、 進んで頂戴、 付いていくから。
 それとも そこをどいてくれたら、わたしから行くわよ」
「いや、 私が先に行く」

 坑道は ゆるい上りになっていた。
「ユン 、居るか」
 時々 心配になったカムライが 声を出して確認するのに、 ユキアが 面倒くさそうに返事をし、
 二人は進んでいった。

 やがて、 カムライが止まった。
「あれ、 突き当たった。 行き止まりかなあ……。 あっ、 竪穴になっている」
 立ち上がって 腕を伸ばしてみる。
 塞いでいる物を持ち上げると、 一気に 光が押し寄せた。

 目が慣れるまで しばらく待って、 よじ登るように 外に出た。
 そこは 裏木戸の近くだった。

 ユキアを引き上げようと、 振り向いたが、
 すでに覆面を被ったユキアが 自力で 上がったところだった。
 カムライが一人で、 ぶつぶつ 言っている。
「覆面なんか しなくていいのになあ」
「落とし穴があるなんて、 物騒な離宮だわね」
 ユキアが、 かまわず文句を言った。

「私の知る限り、 あんなものは 無かったはずだ。
 あそこは 応接室に使っていた部屋だが、
 気に入らない客なら、通す前に とっ捕まえるのが、 我が王家の 家風だ。
 修復とかいって 変な仕掛けを造ったものだ。
 要らないのになあ、 危ないし。 出られてよかった」

 そういえば、 もう一人いたはずだ、 と二人が思い出した時、
 ちょうど ホジロがぶらぶらとやって来た。

「いやあ、 すごいね。 まるでからくり屋敷だな。 面白すぎる。 作った人に 会いたいなあ」
 どうやら、 他にも いろいろあるらしい。  


Posted by yauenimi at 17:57Comments(0)